認定試験を受けて。
岡部明美さんの主催するLPL養成講座の認定試験を受けました。
今年は2回目のチャレンジでした。
去年は私を含め3人受けて、3人とも不合格でした。
今年は2回目というプレッシャーと、初めてじゃないという変な落ち着きと
ともに会場入りしました。
実技試験に当たるセッションを終えて、そのセッションの文字起こしと言われる
逐語記録の作成に2週間かけて提出。その3週間後に発表という段取りでした。
結果は10人受けて5人合格。去年の3人組は見事に合格いただきました。
今日は認定試験の合格を確認してから3日立ちました。
今ジワリと自分の中から静かだけど、深い喜びを味わっています。
そしてなぜこんなにも、チャレンジし続けるのだろう?という?
自分の心模様を書いてみたくなりました。
心理カウンセラー養成講座という分野に足を向ける人は、もちろん最初から、
カウンセラーを目指してる方もいるかもしれないけれど、大半は、いろいろな悩
みや、自分の心が生きづらいとか、苦しいので、これを何とかしたいと思って扉
を開けるのではないでしょうか?
つまり一般的には、自分が幸せになりたい、ハッピーになりたいというのが根底
にあるのです。
毎日の生活の中でのうまく回っていかない歯車を、うまく軌道に乗せてスムーズ
に人生を走りたい。
自分のネガティブな感情を誰かのせいにして、うつむいて歩く人生はもう嫌だ=!!
私はこれが一番強かったです。
だって明美ちゃん(師匠の岡部明美さんです。本人が先生と呼ばれるのを嫌っているので、みんなこう呼んでいます)
の講座を受けると、こんなにも、安心安全な場所があるのかとびっくりするのだ
けれども、講座の場のエネルギーが愛に満ち溢れているのです。
はじめて講座を受けたときは、なんでかわからないけれど、やたらと涙が溢れて
きて号泣して止まらなかったのを思い出します。
きっと今まで自分でさえも自分のことを大切にせずに、周りの事ばかりに気を使
い、置き去りにされてきた私の魂の喜びの声だったのだと、今にしてみると納得
できます。
私は自分の至らない点だけをみて、自分を責め続けてきた、犠牲的な人生に気づ
いていきました。
それからはもう、止まらない、何があっても止まらない~でここまできました。
去年認定試験受けた時、またさらにびっくりしました!
私たち3人とも試験後の明美ちゃんの愛のフィードバックに悩殺されました。
カウンセラーになるということはクライアントさんの人生に大きく関わることに
なるのだから、生半可に向き会ってはいけない、ものすごい覚悟がいることなん
だ!と永遠に語り継いでくれました。
私達はどれほどのダメ出しをされても、レコーダーで明美ちゃんの言葉を録音し
ながら、一語一句聞き漏らすまいと前のめりに耳をダンボにして聞いていました。
明美ちゃんのフィードバックを聴きながら、打ちのめされることもなく、むしろ
勇気が湧いてくるのはなぜなんだろう?
私たち3人の90分のセッション2回ずつのセッションだったので、6回分のセッ
ションを一人一人に向けて真剣にフィードバックしてくれる明美ちゃんに、
有難くて感謝の思いで涙が止まりませんでした。
どんなにダメ出しをされてもそこに愛があれば、素直に自分の至らなさを観てい
くことができます。落ちても次も受けたい!って密かに思っていました。
その愛のフィードバックに火をつけられた感じでした。
それから一年グループリーダーの見習いの気持ちで講座のアシスタントに立ち続
けられたのは、
試験に落ちても私たちの本来の価値は変わらないという自己信頼を持ち続けるこ
とができたからだと思います。
これは明美ちゃんの愛のフィードバックをもらえたおかげです。
この確信は大きかったなあと思うのです。
だから試験に落ちても堂々と胸を張って、仲間の前に立つことができました。
この一年間無心に学ぶことができました。
そして今年の認定試験。10名受けて5人の合格。
全員が一堂に顔を合わせての発表。普通は考えられないと思います。明暗が入り
混じるわけだから。
合否の発表をしながら一人一人に細かいコメントをされます。何処が良くってど
こが惜しかった。どこのポイントで落ちた。とか本当に記憶力に感心するくらい
のコメントだった。
そこで学んだことがある。
できなかったこと、残念だったことを相手に伝えることは、言われた本人もさる
ことながら、明美ちゃんにとってはとても辛いことのはず。それなのに細かく伝
えることというのは、その人への愛なくしては伝えられないことなのだろうと思
った。
まさに脱帽です。
心の探求を続けている我々の目標でもあるなあと思いました。講座の中でアイメ
ッセージとサンドイッチ・ストロークを学ぶがまさに実践を見せてもらった気が
しました。
そういうわけでその後の懇親会は一人もかけることなく全員参加の会になりました。
学びの場のエネルギーは一人一人が作り出すものなので、私もまたこのメンバー
とともに真摯に自分に向き合って
学び続けたいと思いました。
ブログを書く前に引いたカードがこれ。 SILENCE 「沈黙」
炭屋 由美子
最新記事 by 炭屋 由美子 (全て見る)
- 沖縄では首里城再建に向けての、支援と募金のニュースが飛び交っていた。 - 2019年11月22日
- 沖縄に来ています。暖かくて11月だというのにクーラーをつけていました! - 2019年11月19日
- 両足で歩けることが嬉しい! - 2019年11月6日